タイミングが非常に大切!
犬のしつけの褒めたり叱ったりは、犬の行動直後に行う

しつけにおいて、非常に大切で重要になってくる行為の1つが、「褒める」と「叱る」です。
当然良い事をすれば褒めてあげなければいけませんし、いけない事をしたら叱らなければなりません。

ですが、この時に非常に大切になってくるのが、その褒めるタイミングと叱るタイミングです。

犬は、人間のように考える事はできない事を理解する

私たち人間は、後で叱られたり褒められたとしても、それを理解する事ができます。

あの時のあれは良かったよ!と言われれば、理解できますし、あの時のあれは良くなかったと言われれば、当然そのように理解し反省する事ができます。

しかしながら、犬はこれを行う事ができません。
あの時良かったよ!と人間が褒めても、犬はその前に起こした行動を褒められていると思ってしまうのです。

当然、叱る時も、あの時のあれはダメじゃないか!と叱っても、犬は理解できません。
その時にした事を叱られていると勘違いしてしまうのです。

犬が勘違いしてしまわないよう注意する

タイミングが違うと、犬は勘違いしてしまいます。
これを知らずに、繰り返してしまうと、犬は何が正解で何がダメなのかがわからなくなります。

人間からしてみれば、あの時のあれはダメよ!と思って叱ったつもりでも、犬からしてみれば、直前の行動で判断しますから、場合によってはこの前はそれで褒められたのに…と思ってしまうのです。

そういうのを繰り替えすと、褒められたり叱られたりで、場合によっては何をしても叱られると思ってしまい萎縮してしまったり、逆に人間の言う事を何も聞かない暴犬になってしまう事もありえるのです。

すべては行動直後にアクションを起こす

大切なのは、何かをしたら、それに対してすぐに反応を示す事です。
良い事をしたら、よしよし!と褒めてあげるのが大切ですし、いけない事をしたら、その事に対して叱ってダメと教えてあげる事が大切になります。

こうする事で、犬は何をすれば褒められて、何をすれば叱られるのかを理解していきます。
そうすると、犬は褒められるのが大好きですから、褒められる事をどんどんしようとしていきます。

人間の赤ちゃんも同じです。
赤ちゃんが、何かをしてこっちら笑って喜んであげれば、それを何度も繰り返す事はよくあります。

特に、赤ちゃんも同じですが、犬のしつけにおいても、この褒めるというのは非常に大切になります。

何かをしたら、すぐ反応して、良い事をしているなら、しっかり褒めてあげるようにしましょう。

管理人の実家もこのDVDを見てしつけを学びました! 関係の作り方、正しいリーダーになれているのも、森田先生のおかげです!【教え子“3万人”突破
森田誠流・犬のしつけ講座【犬種毎の対応アリ】