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優柔不断はダメ!必ず一貫した態度で犬のしつけを行うように注意しましょう
これは注意事項というよりも、正直なところ鉄則と言ってもいいほど守らなければならない事でもあります。
さらに言えば、なにもこれは「犬のしつけ」だけに限った話でもありません。
考えてみればわかりますが、私たちの世界でも基本的には同じ事が言えるのです。
ただ、これは言うは安し行うは難しとの言葉がまさに当てはまります。
仕事でも、同じ仕事をしても時に褒められもすれば、時に怒られもする事もありますよね。
仕事などでは、状況判断や臨機応変に対応しなければいけないなどで、同じ事をしても褒められる事もあれば、怒られることもあるかもしれません。
ですが、犬のしつけにおいては、それはやってはいけない事なのです。
感情に左右されないようにしなければならない
また、私たち人間は、時によって感情に振り回される事がしばしばあります。
何か居心地の悪い事があれば、少しくらい良かったとしても嬉しくなかったりしますし、その逆に、何か良い事があれば多少の嫌な事もすぐ忘れたり気にならなかったりします。
そのテンションのまま、犬に接してしまうと、一貫した態度ではないので、対応がバラバラになってしまいがちです。
そうなると、先ほどの行動直後に行うしつけと同じで、犬が混乱してしまいます。
今まで褒めてもらえてた行為を犬がしたのに、飼い主の虫の居所が悪く、褒めてもらえなかった。
そうすると、犬は、あれ?この前はこれでずっと褒めてもらってたのに…と思ってしまいます。
逆に、とてもご機嫌で、犬が悪い事をしたのに許してかわいがったりしてしまうと、犬は褒められた!と勘違いしてしまい、後日その行為をしたら怒られるという事にもなってしまいます。
これでは犬は当然混乱してしまいますし、何が褒められる行為で何が叱られる行為なのかわからなくなってしまいます。
犬が混乱しない終始一貫した態度を取るのが大切
犬があれ?と混乱しないように一貫した態度を取ることがやはり大切です。
犬というのは、非常に頭が良い動物です。
ですが、人間のように、時系列で考えたり、状況判断によっての考えは行う事ができません。
これは良い。という事は常に良いと教え、これはダメ。という事も、常にダメと教えていかなければならないのです。
決して、時にはこれは良く、時にはこれはダメといった事はしないように注意をしなければなりません。
また、犬は賢いですから、一貫した態度で接していれば、人間の叱る時の表情やテンション、言葉遣いで、これは叱られてる。といった事や、逆に褒められているというのを理解するようになってきます。
一貫した態度でしつけを行う事は、犬にとっても良い事でもあり、飼い主にとっても他のしつけをスムーズに行いやすくなるメリットがあるのです。
犬が混乱しないように、しっかりとぶれない心構えで接するようにしていきましょう。
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