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無駄吠えをさせないのではなく、無駄吠えをしない環境を作っていく
最初の頃にも解説しましたが、犬が吠えるという事はそれ自体がどうというよりも、そもそも何かを伝えたがっているという事でもあります。
ですから、私たちにはただ吠えているだけに見えても、犬にとっては何か理由があるから吠えているという事になります。
させない!ではなく、しなくて良いを目指す
ですから、犬が吠えた!しつけなきゃ!と思うのではなく、考え方としては、無駄吠えをしなければいけない今の状況や、環境を改善しよう!と考えるのがベストです。
犬が無駄に吠えてしまうような状況をなるべく避けて、なるべくしないように、する必要がないようなそんな環境を作っていくようにしましょう。
そういったしっかりした環境が作れたら、本当の「無駄な吠え」はなくなります。
そうなれば、体調不良や何かの異変があったときなどに犬が吠えていれば、何かがあったと異変にも気付きやすくなります。
吠えさせないのではなく、無駄を取り除く
犬も生きている動物ですから、当たり前ですが嬉しい感情や悲しい感情などを持っています。
ですから、吠える事をなくすというのは基本的には非常に難しいとも言えます。
これは、私たちに、笑うな、怒るな、泣くな、喜ぶな、といった喜怒哀楽の感情を一切出すなという事と近いとも言えます。
逆に、何があっても吠えちゃダメ!としつけてしまうと、先ほどにも書いたように異変があったときにも吠えたりせず、そういうのに気付くのが大幅に遅れてしまう恐れも出てきます。
ですから、無駄吠えを100%全部無くすというのではなく、本当の意味で無駄な吠えをしつけていくようにしましょう。
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