犬や子犬がソファやクッションに甘噛みした時のしつけ方・方法

犬が甘噛みをしたりするのは、何も人の手や足だけと決まってはいませんし、手や足だけとは限りません。

むしろ、手足と同じくらいに多いのが、クッションやソファなどの柔らかい家具などの物ではないでしょうか。

今回は、そんなクッションやソファに甘噛みしたりしている場合のしつけ対処法をご紹介します。

私が飼っていた時は、特にクッションや座布団、そしてスリッパなどに最初は甘噛みしていたのを記憶しています。
ですが、これもしっかりとしつけていく事で、治りますのでしっかり対処していきましょう。

噛む事が悪いのではなく、噛む対象が違う事を教えてあげる

物を噛むという事は、基本的には誰も何も痛くないです。
なので、自分の手を甘噛みされている自体と比べて、緊急性が少し低いと思うかもしれません。

ですが、やはりしつけていく事は大切です。
そして、注意しなければいけないのは、甘噛みで噛んでいる事自体がダメと教えてしまう事です。

犬は噛むという行為無しでは生きてはいけません。
ですから、噛むのがダメなのではなく、噛んでいる対象がダメなんだと教えてあげるのが大切なのです。

甘噛みする別の対象のものをあげるのも1つの手

私は噛む行為自体がダメではないという事から、甘噛みをしても大丈夫な対象を1つあげました。
それが、ペット用品のコットンロープです。

そして、手足を甘噛みされた時と同じように、ソファやクッションなど噛んではいけない物を甘噛みしたときには、しっかりと叱って、コットンロープを噛んだときには褒めてあげました。

コットンロープに興味を示さない時は?

この時は、そのロープにおやつやご飯の匂いを付けるようにしました。

においを付ける事で、自分のモノと認識をさせて遊ばせるようにすれば、自然とにおいにも釣られてかみ始めますから、そこをしっかりと褒めてあげて、それを繰り返させるようにすると良い感じになっていきます。

甘噛みをした時に過剰反応はしてはいけない

特に多いのが、ソファやクッションなどで、お気に入りに甘噛みされて破れたりした時、感情的に声高く叱ったりする事があります。

こらあああああ!といったイメージでしょうか(笑
ですが、これは犬からしてみれば、普段そんな事されないのに、あのクッションやソファを噛んだときだけ、反応してくれる!と思う事もあるわけです。

そうなると、もうおわかりの通り、その反応を楽しみたくて、またそのクッションやソファを甘噛みされてしまう…と悪夢のような繰り返しが起こる可能性があります。

過剰に反応して犬がより興奮するような事は抑えましょう。

大事なものは別の部屋や届かないところに

まだ甘噛みのしつけが出来ていない犬と一緒に暮らす時は、全てのものが甘噛みされる可能性を頭に入れておいた方が良いとも言えます。

ですから、そういった大事なものや高価なものは、別の部屋や犬に見えないようなところに置いておくという対処も非常に大切な事になってきます。

基本的には、手足の時と同じように、甘噛みしたらダメ!と叱って、コットンロープなどを噛ませるようにし、そちらを噛んだときにはしっかりと褒めてあげる。
これを繰り返す事で、大丈夫です。

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