甘噛みをしたら人間が喜んでくれると犬に思わせないことが大切

甘噛みをする犬によっては、勘違いをしている場合が時として往々にしてあったりします。
それが、甘噛みをすると、人間が喜んでくれているから、もっと甘噛みをしようという思考回路です。

これは、人間にも多くの原因があってこうなってしまうのですが、見てもわかるとおり悪循環でしかないのでしっかりと対処していくことが大切になります。

褒められている、喜ばれていると思わせない

特に子犬は甘噛みをしやすい生き物です。
人間の赤ちゃんが、なんでもかんでも物を口に入れて舐めたりしゃぶったりしようとするのと同じようなものです。

そこで、飼い主がしっかりと対処していければいいのですが、可愛かったり仕方ないな~と思って放置してしまったりすると、よくありません。

そして、注意しなければいけないのが、子犬にしっかりと注意したりしつけていかないと、それを飼い主は喜んでくれた!や褒められたと勘違いしてしまう事があるという事です。

甘噛みは痛くないから、仕方ないといって笑ったりしながら、可愛いな~なんてナデナデしたりしていませんか?

犬からしてみれば、人間の言葉は雰囲気やテンションなどである程度を把握はできたりするものです。

  1. 甘噛みをした
  2. 飼い主はニコニコしている
  3. さらには頭をなでて声をかけてくれている

こう読んだだけでも、明らかに駄目なことを伝えようとしているとは思えませんよね。

そうなると、犬は飼い主に喜んでもらえたり、もっと褒められようと同じ事を繰り返します。
人間の赤ちゃんも、親が笑ったり喜んだりすると、同じ行為を繰り返しますがそれと同じです。

必要以上に反応したりしない事も必要

ダメと伝えていくとしても、高い声で反応したり叱ったりすると、犬は構ってもらえた!やった!と思ってさらに行動がエスカレートする事があります。

叱っているつもりが、犬からしてみれば反応が嬉しくて、どんどんさらにもっとやって楽しもう!となる可能性があるのです。

ですから、そうなってしまうと、どんどん甘噛みをしていく事になります。
そして、それがそのまま成長してしまうと、甘噛みだったものが、大きな怪我を負わせてしまう噛むという行為に繋がってしまいます。

喜んでいない。ダメなんだ。
そういう態度やきちんとした行動で示していかなければなりません。

くれぐれも、可愛いからといってダメだよ~と声をかけるだけで終わったりする事のないように注意しましょう。
次からは、シーン別やそれぞれの甘噛みの対処方法についても見て行きたいと思います。

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