主従関係こそ子犬の時にしっかりしつけて覚えさせるようにしましょう

犬のしつけにおいて、リーダーは誰なのかを教える必要があるというのを基本のところで口を酸っぱくして言ってきました。

このリーダーが誰なのかといった主従関係を教えるのは、子犬の時にこそ、しっかりと教えておくとその後がスムーズに進んでいきます。

可愛いからこそ、しっかり今後の事も考えてしつける

子犬はしつけの適齢期というところでも解説してきましたが、子犬はまだ何も知識も経験もない状態で、そして自分だけでは生きていけません。

ですから、非常に飼い主がリーダーだぞという主従関係について教える事がしやすくなります。
そして、この時にしっかりとしつけてリーダーとしての関係を築くことで、その後もよりスムーズにしつけが行えるようになります。

ただ、子犬はまだまだ小さくて弱々しい存在で、見るからに可愛さが数倍増しな状態です。
だから、この時はいっぱい甘やかして好きにさせてあげようという飼い主が実際には多くいます。

これでは、子犬の時にリーダーは飼い主であるという事を認識しないどころか、自分がリーダーと思われてしまう恐れもありますから、可愛い子犬の時であっても、しっかりと今後の事を考え対応していきましょう。

具体的なやり方は、簡単で基本通り

主従関係を築くといっても、子犬は何も知らない状態ですから、普通にやっていけば、しっかり飼い主がリーダーと認識をしてくれます。

ただ、自分のお腹の上に乗せたり、態度が都度都度変わってしまったりなど、しつけの基本で書いた注意事項を行わないようには注意しましょう。

一環した態度を取るようにし、子犬の食事の時には、飼い主が子犬に直接エサを与えてあげましょう。
そうする事で、この人がエサを自分に与えてくれるリーダーの役割の人なんだと認識もされやすくなります。

もちろん、このあたりは子犬に限った事では無く、成犬へのしつけでも基本は同じです。

ただ、子犬の時は、まだ全然知識がない状態ですから、やや大げさにリアクションを取ったりして教えてあげるとより良いと言えます。

子犬のうちにしっかりと飼い主がリーダーになって、今後のしつけや快適な共同生活を送るための良質な関係を築いていきましょう。

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